引越しをする際の準備で、忘れてはいけないのが電気・ガス・水道などのライフライン。
とくにガスの契約は、立ち会いが必要なため早く取り組む必要があります。
そこで当記事では、引越し時のガスの解約・契約手続き方法について解説します。
- ガスの手続きを確実に引越し前に完了できる
- よくある質問や注意点がわかる
ちなみに、ほかのライフライン(水道や電気)について、1つの記事でまとめて解説しています。
ライフライン全体の手続きができなければ、快適な新生活を迎えられませんので、ぜひ、ご参考にしてください!
引越しが決まり、荷造りはすぐにとりかかれるものの、手続きに関しては面倒で後回しにしてしまう方も多いのではないでしょうか? そこで当記事では、電気、水道、ガスなどのライフラインの手続きを簡単にする方法について、手続きの流れやおすすめの方[…]
【最重要】引越し時のガスの契約手続きには立ち会いが必要!
水道や電気などのライフラインやインターネットの契約など、引越しにともなう必要な手続きはたくさんあります。
その中でも、とくにガスは引越しが決まってすぐに対応しなければなりません。
その理由として、開栓するときにガス会社の立ち会いがなければ新居でガスが使えないためです。
連絡が遅れて、引越し当日に立ち会いができない場合は、当日のガスが利用できません。
このような事態にならないためにも、引越しが決まったら早めに手続きを進めていきましょう。
【ブックマーク推奨】引越し時のガスの解約・契約手続きの流れを解説!
では、具体的なガスの手続きの流れから説明します。
手続きは以下の4つのステップで進みます。
ガスは利用開始時に必ず立ち会いが必要になるため、日程に余裕を持って進めましょう。
①引越しが決まれば、解約の手続きをすぐにする
引越しが決まったら、すぐに現住所のガスの解約手続きを行います。
その理由として、解約手続きをしないと引越し後でも料金が発生してしまうためです。
ガスを使っていなくても、解約しなければ基本料金を支払う義務があります。
そのため、新居と合わせて2ヶ所の支払いが必要になってしまいます。
ちなみに、解約の手続きでの立ち会いは必要なく、解約希望日時を伝えるだけで完了です。
②引越し1週間前までには新居のガス契約手続きをする
引越しの1週間前には新居のガスの手続きを完了しましょう。
なぜなら、立ち会いの日時の予約が必要であるためです。
ただし、繁忙期である3月から4月は1週間前でも遅い可能性があります。
そのため、引越し日とガス会社が決まり次第、早く連絡することをおすすめします。
もし、直前に新居の手続きを行なった場合に、立ち会いの都合が合わなければガスの開栓はできません。
希望日時に開栓できるように、必ず1週間前までに手続きを行いましょう。
③ガス開栓の立ち会い
新居の契約時にガス会社と立ち会い日時を決めて、立ち会いのもとガス会社に開栓してもらいます。
水道や電気と異なり、以下の理由からガスの開栓には立ち会いが必要です。
- 開栓の際に爆発などの危険がある
- 使い方や注意点の説明がある
ガスに関する対応は、大きなトラブルにつながる危険性があります。
そのため、ガスの開栓作業にあたっては、必ず専門家の立ち会いが必要です。
④支払い方法の登録を行う
ガスの契約の際には支払い方法も決めておきます。
ガス会社によって異なりますが、以下のような支払い方法があります。
- 口座振替
- クレジットカード
- 銀行振り込み
- コンビニ支払い
- スマホ支払い
口座振替やクレジットカード払いは、期日に自動で料金が引き落とされます。
そのため、払い忘れる心配がなくておすすめです。
また、口座振替で割引がある場合や、クレジットカードのポイント還元も視野に入れるとお得に生活できます。
口座振替やクレジットカードを申し込みたい場合は、インターネットもしくは申込書で可能です。
【一人暮らし必見】新居のガス会社を選ぶの5つのポイントとは?
では、ガス会社を選ぶ際に重要なポイントについて、解説します。
選び方によっては、月々のガス代がお得になるプランもあるので、比較検討してみましょう。
ガスの開栓には立ち会いが必ず必要になるので、早めにガス会社を決めて連絡することが重要です。
そのため、引越し前の早いうちから、自分のライフスタイルをできる限りイメージして検討しましょう。
①ガスの使用量を把握しておく
プランを考慮するにあたり、現在のガスの使用量を把握する必要があります。
ガスの使用量を確認する方法は以下の3通りです。
- 検針票を見る
- ネットで確認する
- ガスメーターをみる
しかし、初めての一人暮らしで情報がない場合は、おおよその目安で考えましょう。
一人暮らしの平均のガス利用料は5m2といわれています。
一般的にはガスの利用は夏場は少なく、冬場は多くなる傾向があるので注意しましょう。
ガスメーターの見方はこちらのHPを参考にしてください。
参考:中部電力『ご使用量の確認方法』
②料金プランの内容を比較する
ガス会社はプランや料金から自由に選ぶことができます。
そのため、料金プランや契約内容をガス会社ごとに比較しましょう。
そもそもの基本料金が異なる場合や使用量に応じてお得なプランが変わる場合もあります。
- 電気などとセットのプラン
- 定額制のプラン
- 期間限定キャンペーンを行なっているプラン
自分のライフスタイルを踏まえて検討しましょう。
③電気とのセットプランも検討する
また、電力会社も個人で選べるので、ガスと電気をセットで申し込むとお得なプランがあります。
新居に引越して、ガスと電気を同時に申し込む場合が多いので、セット割引がある会社はおすすめです。
注意しなければいけない点として、電気を自由に選べない物件だとセット割は使えません。
電気の契約についてはこちらの記事を参考にしてください。
引越しをする際の準備で忘れてはいけないのが電気・ガス・水道などのライフライン。 とくに電気の契約は、いろいろな電力会社がサービス展開しているため複雑です。 ゆえに「手続きをどう進めるかわからない」という方も多いのではないでしょうか?[…]
④ポイントも貯まるガス会社を選ぶ
ガス会社によっては、Tポイントや楽天ポイント、dポイントなどと提携している場合があります。
ポイントサービスを導入している会社を選ぶことで、毎月必ず発生する光熱費の支払いで効率的にポイントが貯まります。
プランを検討する際には、料金と合わせてポイントサービスについても調べてみましょう。
また、支払いに使うクレジットカードでもポイントが貯まる場合があります。
ポイントを効率的にためると、無理のない節約につながります。
⑤ライフラインのプロ(業者)に依頼する
忙しくて手続きを早めに行うのが難しい場合は、ライフラインのプロである業者に依頼することも可能です。
業者に一括して依頼すると、以下の3つのメリットがあります。
- ライフライン各社に連絡する手間が省ける
- 自分に合ったプランを提案してくれる
- 手続きを忘れずに済む
ライフラインの案内は無料で利用できることが多く、忙しい準備時期にはかなり助かります。
しかし、直前に申し込むと引越しに間に合わない可能性があることに注意が必要です。
詳細は下記の『プロの業者に依頼する』の項目をご参照ください。
ガスを解約・契約する際の手続きの3つの方法とは?
では、実際にガスの手続きの方法について解説します。
ガスの解約や契約の方法は以下の3つです。
自分で手続きするのであれば、電話かインターネットを使います。
プロの業者に依頼して、ライフラインを一括して手続きしてもらう方法もあるので、忙しい場合は検討しましょう。
①窓口へ直接電話する
窓口へ直接連絡する方法について解説します。
まず、一番に注意しなければいけないことは、電話窓口の受付時間です。
ガス会社によって異なるので、早めにインターネットなどで確認しておきましょう。
参考として、東京ガスの受付時間は以下のようになっています。
- 月〜土:9時から19時
- 日・祝:9時から17時
参考:東京ガス『お問い合せ』
②インターネットから手続きする
インターネットでの受付は24時間可能です。
現住所で契約している、もしくは新居で契約するガス会社のホームページから手続きしてください。
インターネットの手続きは、直前におこなっても受け付けてもらえない場合がありますので、余裕を持って手続きしましょう。
引越しの直前になり、インターネットでの手続きができない場合は電話で手続きしましょう。
③プロの業者に依頼する
ガス以外にも、水道やガスのライフラインやインターネットなど、引越しに伴う手続きはたくさんあります。
それぞれ最適なプランを比較検討し、個別に契約の手続きをするのは手間に感じるかもしれません。
そこで、プランの提案から手続きまで、一括して案内してくれるプロに頼むという方法をおすすめします。
しかし、個人情報を伝える必要があるため、業者は実績があり安心できる会社を選びましょう。
業者の選び方に悩んだら、累計15万人の利用実績がある『ライフラインの窓口』がおすすめです!
完全無料で利用可能なので、ぜひこの機会に相談してみてはいかがでしょうか?
引越し時のガスの解約・契約手続きで注意すべき3つの点とは?
ガスの手続きには必ず立ち会いを要します。
そのため、他のライフラインよりも、さらに手続きに関する注意が必要です。
注意点は以下の3点です。
とくに、繁忙期と言われる3月から4月上旬に引越す場合は手続きをする時期に注意しましょう。
そして、物件によってはガス会社を選ぶ際に制限があることもあるので注意が必要です。
①ピークの時期は1週間前でも手続きできないことも
引越しの繁忙期である3月から4月上旬は、手続きする人が多い時期です。
この時期は、ガス会社も手続きが多くなるため、忙しい時期といえます。
また、ガスは入居時の開栓作業に立ち合いが必須で、繁忙期は希望の日がすでに予約で埋まってしまう可能性が高くなるので注意しましょう。
そのため、入居の1週間前の連絡でも、引越し当日に立ち合いができない可能性があります。
年度末の引越しを予定している場合は、ガス会社が決まり次第すぐに手続きの連絡をすることをおすすめします。
もし、引越し当日にガスが開栓できないと、お湯が出なくてお風呂に入れないこともあります。
早めに契約して確実に引越し当日に立ち合いができるように準備しましょう。
②ガスの切り替えをすると工事費が必要
ガス会社を自分で選ぶ際の注意点は、工事費が必要になる可能性があることです。
具体的には、LPガス(プロパンガス)から都市ガスに変更する場合は特に注意しましょう。
このようなガス会社の切り替えでは、ガス管を設置する工事が必要になるため、工事費がかかります。
都市ガスの工事費用は、一般的に10万円から15万円といわれています。
都市ガスの場合は日頃の利用料金は抑えられるかもしれませんが、工事に費用がかかるので慎重に検討しましょう。
ちなみに、LPガスから違うLPガスの会社に乗り換える場合は、工事費はかかりません。
③マンションによってはガスが指定されていることも
マンションやアパートなどの集合住宅の場合は、オーナーによってガス会社が指定されていることがあります。
その場合は、住人が個別にガス会社を選ぶことはできないので注意が必要です。
ガス会社を選べるかどうかは、重要事項説明書に記載されています。
もし、重要事項説明書を読んでもわからない場合は、オーナーに直接確認をとってみましょう。
一人暮らしの引越しにおけるガスに関するよくある質問とは?
一人暮らしのための引越しでは、実際の場面になって不安になることが多くあります。
とくに、以下の3つがよくある疑問点です。
1つずつ解説しますので、ガスの手続きに関する不安を解消して引越しに臨みましょう。
①ガスの料金は異なる?
ガスの料金は、ガス会社ごとに異なります。
また、同じガス会社の中でも、契約内容によって料金が安くなるプランもあります。
自分のプランを確認し、必要であればライフスタイルに合ったプランに変更しましょう。
②休日・祝日の立ち会いは可能?
休日や祝日の立ち会いは可能です。
しかし、事前に手続きをしておかなければ、休日や祝日の電話を受け付けていない場合があるので注意しましょう。
立ち合いの予定を立てるためにも、早めに手続きや連絡をしておくことが必要です。
③「お客さま番号」ってどこで確認できる?
お客さま番号の確認方法は、以下の4つです。
- 検針票
- 払込書
- インターネットのマイページ
- カスタマーセンター
お客さま番号は、ガス会社から送られてくる書類に記載されています。
また、インターネットで登録している場合はマイページで確認できます。
書類がすぐに見つからない場合や、インターネットを利用していない場合は直接カスタマーセンターに問い合わせましょう。
新生活に欠かせない「ライフライン」。プロの力も借りて、楽に準備をしよう!
当記事では、引越し時のガスの解約・契約手続き方法について解説しました。
ライフラインの中でも、ガスはとくに早めの手続きが必要です。
また、ガス以外にも大切な手続きはたくさんあります。
例えば、役所での手続きや免許証の住所変更などがあげられます。
仕事や家事をしながらの手続きは、面倒に感じることもあるでしょう。
その場合、「ライフラインの窓口」のようなすべて一括して案内してくれるサービスもあります。
面倒な手続きに時間を取られず、荷造りや新生活の準備に集中できるのでおすすめです。
ぜひ、快適な新生活の準備をするためにも、あわせて検討してみてください!