引っ越しのライフラインの手続きを一括で!電気・ガス・水道・ネットの引っ越しを代行するサービスとは?

引っ越し業者を選んで荷造りをしたり、不用品を廃棄したりと引っ越しは面倒なことが多いものです。

そんな方におすすめなのが、電気・ガス・水道・インターネットなどの手続きを一括で代行してくれるサービスです。

  • 各種ライフラインの手続きがわかる
  • ライフライン一括代行サービスの内容がわかる

この記事では、引っ越しのライフライン手続きについて、一括でできるサービスを解説します。

ライフライン各種の手続きの方法とポイント

ライフライン 手続き ポイント

ここでは、ライフライン(電気・ガス・水道・インターネット)のそれぞれの手続きを説明していきます。

電気

電気は、今住んでいる家を退去するときの「停止」の手続きと新しい家に入居するときの「開通」の手続きが必要です。

停止の方法・期日・立ち合い

  • 方法:インターネットか電話
  • いつまでに:数日前~2週間前まで

なお、連絡するタイミングは、以下の点にも注意しましょう。

  • インターネットでの手続きは、日程が迫っているとできない場合も
  • 引っ越しの1カ月以上前だと受付を開始していない事業者もある
  • 引っ越しシーズン(年末年始、3・4月)では混雑して連絡がとりにくくなる

手続きの際には「お客さま番号」が書かれた領収書を用意してください。
以下の内容を聞かれるので、準備しておくとよいでしょう。

  1. 現在住んでいる住所
  2. 氏名
  3. お客さま番号
  4. 退去日(停止日)
  5. 引っ越し先の住所
  6. 支払い方法

なお、電気の停止日は「引っ越し日当日」にします。
電気が使えなくなるのは、停止日の一日が終わり、日付を過ぎたタイミングです。
退去の日は、基本的に立ち合いは必要ありませんが、以下に該当する場合は立ち会いが必要です。

  • 電気のメーターが利用者の立ち会いなしでは確認できない場所にある場合
  • オートロック付きのマンション
  • 立ち会いが必要な契約内容であるとき

上記の条件の場合は、当日になって立ち会いを求められるケースがあります。
しかしインターネットでの申し込みでは、条件に当てはまっているかわかりません。
心配な方は、インターネットで申し込みをした旨を説明したうえで、電話で確認しましょう。

開通の方法・期日・立ち合い

  • 方法:インターネットか電話
  • いつまでに:1~2週間前まで

また契約時には、以下の内容が必要です。

  1. 契約者の氏名
  2. 契約者の電話番号
  3. 引越し先の住所
  4. 引越しの日時(電気の使用開始希望日)
  5. 支払い方法(クレジットカードや銀行口座など)
  6. 希望する電気料金プラン
  7. 契約アンペア数

電気自体はブレーカーを上げれば、すぐに使うことができますが、支払い事項を申請するためには「電気使用申込書」を電力会社宛に送付する必要があります。
「電気使用申込書」は、玄関口、ブレーカーの近く、新居のポストに備え付けられています。見当たらない場合は、電力会社に連絡しましょう。

月の途中で引っ越しをする場合は、電気料金の請求は日割り計算を当てはめた額になります。

  • 「旧居でブレーカーがよく落ちていた」という方は、契約アンペアの変更がおすすめ
  • どれくらいのアンペア数が必要なのかを確認しよう

しかし賃貸物件に住む方は勝手に変更すると規約違反になる場合も。
必ず管理会社・大家さんを通して「最大容量制限」の確認とアンペア変更の承認を取ってください。
なお、交換工事は無料です。

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ガス

ガスは、今住んでいる家を退去するときの「停止」の手続きと新しい家に入居するときの「開通」の手続きが必要です。
旧居のガス会社が新居で供給されていない場合もあり、新しいガス会社を検討しなければいけない可能性もあります。
また電気や水道と異なり立ち会いも必要なので、他のライフラインよりも早く準備を済ませてしまいましょう。

ガスの「開通」には立ち会いが必要

停止の方法・期日・立ち合い

  • 方法:インターネットか電話
  • いつまでに:1週間前を目安に

引っ越しシーズンは手続きが混み合いますので、1週間前を目安に、遅くなっても2~3日前には手続きを終わらせておきましょう。

ガスメーターが外にある場合は、立ち会いが不要ですが、以下の場合は作業員が入ることができないので立ち会いが必要です。

  • オートロック式の建物
  • ガスメーターが室内にある

手続きの際には「お客さま番号」が書かれた領収書もしくは検針票を用意してください。
以下の内容を聞かれるので、準備しておくと手続きがスムーズです。

  1. 現住所
  2. 契約者の氏名
  3. 引っ越し予定日時
  4. 引っ越し先の住所
  5. お客さま番号

月の途中で退去する場合は、基本料金に加え、日割り計算で産出された額が請求されます。

開通の方法・期日・立ち合い

  • 方法:インターネットか電話
  • いつまでに:繁忙期であれば引っ越し10日前を目途に

ガスの引っ越しは、まずは新しい家のガス会社が「都市ガス(天然ガス)」なのか「プロパンガス(LPガス、LPG)」なのかを確認するところからはじめます。
都市ガスからプロパンガスに切り替える場合、もしくはプロパンガスから都市ガスに切り替える場合は、旧居のガス機器は使用できません。

具体的には、以下の手順を踏んでください。

  1. 旧居のガス会社を調べ、都市ガスなのかプロパンガスなのかを確認する(都市ガスは青もしくは薄いベージュ、プロパンガスはオレンジ色のホース)
  2. 新居で旧居のガスの種類が供給されているかどうか確認する
  3. 旧居で使っていたガスの種類が供給されない場合、新しいガス会社を検討する

また契約時には、以下の内容が必要です。

  • 契約者名
  • 引越し先の住所
  • 引越し先の建物情報
  • ガスの使用開始日
  • 立ち会いの希望日時
  • ガス料金の支払い方法

上記の事前準備が終われば、ガスの開通の申し込みに入ります。
開栓作業では、警報装置の動作確認やガス漏れの点検を行うため、必ず立ち会いが必要になります。
点検員と予定を合わせる必要があるため、引っ越しの1〜2週間前には手続きをしておきたいところです。

なおガス会社の立ち会いは、土日祝日でも対応をしてくれる会社が多いので、平日に仕事がある方でもOK。
しかし土日祝は希望が偏る可能性があるので、できるだけ早く連絡をした方がいいでしょう。
理想は、引っ越しの前日もしくは当日に開栓してもらうのがおすすめです。

万が一、開通の申し込みを忘れていた場合は、ガス業者に速やかに電話してください

予定の空き次第で当日に開通できる場合もあります。
しかし予定が合わなければ、翌日以降になる可能性もあるので、忘れないように注意しておきましょう。

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水道

水道は、今住んでいる家を退去するときの「閉栓」の手続きと「開栓」の手続きを行う必要があります。

開栓の方法・期日・立ち合い

  • 方法:インターネットか電話
  • いつまでに:1週間前まで

なお水道局によっては、対応時間外になっているところも多いので電話をする場合は、平日にかけましょう。インターネットでは24時間申し込みが可能です。

手続きをするときは以下の内容を聞かれますので、用意しておきましょう。

  1. 現住所の「お客さま番号」がわかるもの(検針票や使用料金の領収書など)
  2. 退去する現住所
  3. 閉栓希望日(退去日)
  4. 入居する新しい住所
  5. 新住所の電話番号

基本的に水道の閉栓に立ち会いは必要ありません。
しかしオートロックのマンションに住んでいる場合は、立ち会いが必要な場合もありますので確認しましょう。

月の途中で引っ越しをする場合は、日割り計算で水道料金が請求されます。

開栓の方法・期日・立ち合い

  • 方法:インターネット・郵送・電話
  • いつまでに:3~4日前を目安に

なお水道局によっては、土日祝日が対応時間外になっているところも多いので電話をする場合は、注意しましょう。

また契約時には、以下の内容が必要です。

  1. 引っ越し後の新しい住所
  2. 開栓の日にち
  3. 水道料金納入通知書の送付先
  4. お客さま番号、水栓番号(検針票などに記載)

水道はメーターボックスのなかにある止水栓を反時計回りに回し、蛇口をひねると水が使えます。

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新電力・新ガス会社を乗り換えたいときの手続き

新電力・新ガス会社に乗り換えるときは、以下の4つステップを踏んでいきます。

  1. 新電力会社候補の料金を比較する
  2. 料金シミュレーションを使って現在契約中の料金と比較する
  3. 候補に挙がった電気会社・ガス会社のサポート体制・ポイント還元率・最低契約期間・解約金の有無などを確認する
  4. 乗り換えの申し込みをする

新電力・新ガスを新会社にするメリット・デメリット

電力とガスをまとめるメリットは、第一にセット割引を受けられることにあります。
電気とガスを1社にまとめると、多くの場合でセット割が適用されます。
また第二のメリットとして、支払いをまとめられるという点が挙げられるでしょう。
月々の光熱費を確認するときも1社にまとまっていると、見やすくなります。

しかし、電力とガスを1社にまとめると必ず料金が下がるわけではありません。
失敗を防ぐためには事前に料金確認をすることが大切です。

新電力・新ガスに切り替えるときのFAQ

新電力・新ガスに切り替えるときのよくある質問をみていきましょう。

【新電力】電気品質はいいの?

送配電線が変わるわけではないので、電気そのものの品質は変わりません。

【新電力】停電したときはどうなる?

災害時に停電が発生したときには、送配電を妨げている障害を取り除く必要があります。
インフラに関わる保守管理を行っているのは、契約している電力会社ではなく地域の大手電力会社です。
よって契約している電力に関わらず、電気が復旧するタイミングは同じなのです。

【新ガス】ガスを変えるとコンロも変えなきゃいけない?

都市ガスから都市ガス、プロパンガスからプロパンガスへの移行であれば、ガス機器はそのまま使用できます。
しかし都市ガスからプロパンガス、プロパンガスから都市ガスに切り替えるときは買い替えが必要です。

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インターネット

インターネットを継続して利用したいときは、新居でもインターネット回線、プロバイダが使用できる地域がどうか確認する必要があります。
使えない地域や物件の種類(一戸建て・集合住宅)の場合は、新しい会社を検討する必要があるのです。

新居でも今のインターネット回線、プロバイダが使用できるか確認しよう

「無線タイプのインターネット回線なら事前手続き不要」と考えている人も多いのですが、実はこれも確認が必要回線のエリア外であったり、電波状況が悪かったりする可能性もあります。

なお継続する場合でも、一戸建ての場合は基本的に工事が必要です。
引っ越しの繁忙期には工事日がかなり先になることも多いので、早めに日程を調整する方がいいでしょう。

一戸建ての場合は基本的に工事が必要

集合住宅の場合は、回線がすでに引かれている場合も多いです。
回線の種類やプロバイダを自分で決めてもよいのかを確認するようにしましょう。

電気・ガス・水道をまとめて手続きする方法とは?

ライフライン まとめて 手続き

これまで電気・ガス・水道・インターネットの手続きの方法をお伝えしましたが、すべて自分で行うのはかなり煩雑になります。
そんなときは「一括手続きサービス」の利用するという手があります。

一括手続きは代行会社にお願いできる

電気・ガス・水道のライフラインを一括で手続きしてくれる「代行サービス」に申し込めば、面倒な手続きをワンストップで引き受けてくれます。
しかも手数料は無料
会社によってインターネットの手続きを行ってくれるところもあります。

また電気・ガス・インターネットの乗り換えを提案してくれる会社もあり、「乗り換えを検討しているけど、なかなか調べる時間がない」という人にもぴったりです。

ライフライン一括手続き申し込みの流れ

ここでは、一括手続き代行サービスのご利用の流れを説明します。

  1. 【2分ほどで完了】住所や氏名などの必要事項を入力
  2. 手続きの案内の電話があり、打ち合わせをする
  3. 代行サービスが注文のライフラインの引っ越し手続きを代行する

一括手続きの申し込みは、入力フォームに必要事項を入れるだけで簡単にできます。
引っ越し作業が立て込んでいるときでも便利です。

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ライフライン以外の引っ越しやることリスト

ライフライン やること リスト

引っ越しでは非常にやることが多いですので、計画的に行いましょう。
以下に引っ越しまでにやるべきことをまとめました。スケジュールを組むときの参考にしてください。

  1. 賃貸物件の解約手続き
  2. 粗大ゴミの収集を依頼・不用品の処分を依頼
  3. 旧居の駐車場の解約手続き・新居の駐車場の契約
  4. 固定電話・衛星テレビの住所変更
  5. 役所への届け出が必要な手続き(転居届、印鑑登録、国民健康保険)
  6. 郵便物の転送手配
  7. NHKの住所変更
  8. 勤務先への住所変更の届出
  9. 子どもの転校・転園手続き
  10. 住所変更が必要なその他サービスの手続き
  11. 新居の隣家への挨拶用の手土産を準備
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ライフラインの引っ越しは一括でやってもらおう!

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この記事では、引っ越しのライフライン手続きについて、一括でできるサービスを解説しました。

荷造りや荷解き、また新居や旧居の諸々の対応で、引っ越しでは多くの手間がかかってしまいます。
しかし、ライフラインの一括サービスを利用すれば、面倒な手間も業者に任せてしまうことが可能です。

引っ越しをしようと思っている方は、ぜひ、ライフラインの一括手続きサービスをご利用ください!

弊社では、電気・ガス・水道・インターネットの引っ越しの手続きを一括で代行する「ライフラインの窓口」というサービスを無料で展開しています。
新電力・新ガスにお悩みの際も一緒に承りますので、ぜひお気軽にご連絡ください。